【マニュアル】RealseeGalois撮影マニュアル

【保存版】Realsee Galois M2/P4 撮影マニュアル|3D LiDARカメラの使い方を最初から最後まで

Realsee の 3D LiDAR カメラ「Galois M2」の撮影手順を、準備から撮影・編集・共有まで一気にまとめました。 これから導入される方も、久しぶりに使う方も、この記事どおりに進めれば一通りの撮影が完了します。

※本記事は Realsee 日本国内リセラー・株式会社三日月プランニングが提供する公式マニュアルをもとに構成しています。


Galois M2 の特徴

  • 8K / 16K カメラ搭載

  • LiDAR による高精度な点群取得

  • 屋内・屋外の両方に対応

  • スキャン半径 10m〜50m

  • フル充電で約8時間の撮影が可能

【画像:slide-02.jpg】

各部の名称

フロント

  • Wi-Fi インジケーターランプ

  • 魚眼レンズ(Fisheye lens)

バック

  • バッテリー残量メモリ

  • ON/OFF ボタン

  • TF カードスロット

  • Type-C ポート

  • USB3.0 ポート

ボトム

  • モーター / UNC 3/8 三脚ネジ穴

  • シリアルナンバー

  • ファン吸気口

  • バッテリーキャップ

サイド

  • 左:LiDAR、Wi-Fi アンテナ

  • 右:ファン排気口


Part 1|撮影の準備

用意するもの

1. Galois 本体 フル充電で8時間の撮影ができます。

2. スマートフォン / iPad iPhone 8 以降(iOS 13.0 以上)、または Android 8.0 以上・メモリ 4GB 以上。

3. Realsee VR アプリ 撮影のコントロールはすべてアプリから行います。

4. 三脚(付属) 高さ 1.3〜1.5m に設定できるもの。

スキャン1回あたり約40MBのデータを消費します。スマートフォン / iPad のストレージに十分な空きがあることを事前に確認してください。

撮影場所を整える

きれいなモデルを作るうえで、実は撮影テクニックよりも効くのが「現場の下準備」です。

  • 部屋を片付ける

  • プライベートな物は事前に隠しておく

  • すべての照明を点灯する

  • ドアを開けておく

  • カーテンをすべて開ける

撮影ルートを計画する

  • 最初のスキャン地点は玄関が一般的です。比較的開けた場所から始めても構いません。

  • デバイス全体を次のスキャンポイントへ移動し、適切な順序でスキャンしていきます。

  • 2つのポイント間は 2〜5m、かつ見通しが確保されていることを確認してください。

  • 出入り口や部屋と部屋の隙間でもスキャンします。ただし、閲覧するユーザーの動線が途切れないよう注意してください。

機材のセッティング

  1. デバイスを三脚に取り付けます。カメラは必ず両手で持ち、ゆっくりと固定してください。

  2. LiDAR と魚眼レンズのキャップを外します。

  3. 三脚の高さを 1.3〜1.5m に設定します。

  4. ON/OFF ボタンを 3秒間長押しして起動します。

  5. スマートフォン / iPad の Wi-Fi をオンにします。

  6. Wi-Fi 一覧から「Realsee-Camera-****」を選び、パスワードに 0を10個(0000000000) 入力して接続します。


Part 2|撮影する

新規プロジェクトを開始する

  1. Realsee アプリにログインします。

  2. 新規ユーザーの場合は「+ デバイスを追加」をタップします。

  3. 「Galois」を選択してスキャンを開始します。

画面の見方 ①:メイン画面

  • 上部中央:デバイスの接続状況とバッテリー残量

  • Finish:プロジェクトを終了してアップロード

  • 2D / 3D:表示モードの切り替え

  • Floor mgmt.:フロアの追加、別フロアのスキャン表示への切り替え

  • スキャンポイントをタップ:編集モードに入る(→②へ)

  • 中央の丸ボタン:タップでスキャン開始

  • 歯車アイコン:スキャン設定(→④へ)

  • 格子アイコン:ツールボックス(→③へ)

画面の見方 ②:スキャンポイントの編集

スキャンポイントを選択すると、次の操作ができます。

  • Panorama:現在のスキャンをプレビューする

  • Splicing:スキャンをドラッグして手動で位置合わせする。3Dモードでは選択したスキャンの高さも調整可能

  • Points:位置がずれている場合に、類似点を持つターゲットポイントを選んできれいにつなぎ合わせる

  • Delete:選択したスキャンを削除する

  • Floors:スキャンを別のフロアへ移動する(先に新しいフロアの作成が必要)

画面の見方 ③:ツールボックス

不要な点群を整理し、モデルをきれいに仕上げるためのツールです。

  • はさみ:不要な点群の周囲に線を引き、ポリゴンで囲んで削除する

  • 窓:窓の手前にマークを付けると、窓の向こう側の不要なモデルが削除される

  • ミラー:反射する物体の手前にマークを付ける

  • 垂直ミラー:垂直方向の点群を削除する

  • 垂直はさみ:垂直方向に機能するはさみ

  • Align floors:あるフロアのスキャン全体をまとめて手動で移動する

画面の見方 ④:スキャン設定

自動位置合わせ(オン) システムがスキャン画像のつなぎ合わせをサポートします。

自動位置合わせ(オフ) 手動で位置合わせを行う必要があります。

吸着位置合わせ(オン) 2つの磁石のようなイメージです。隣接する2つのスキャンを手動で十分に近づけると、アプリが環境の特徴をもとに自動でつなぎ合わせます。

吸着位置合わせ(オフ) 最適化は行われません。

撮影の進め方

  1. 計画したルートに沿ってスキャンを開始します。

  2. Galois からスマートフォン / iPad へのデータ転送が完了すると、スキャンポイントが青色に変わります。青になったら次のポイントへ移動できます。

    • 赤いポイント=データ転送中

    • 青いポイント=データ転送済み

  3. 2回のスキャンの間には、必ず見通し線を確保してください。新しいスキャンが、前のスキャンと高い類似性を持つ領域を共有するようにします。

撮影中はレンズや LiDAR 部分を絶対に塞がないでください。

アプリ内の2Dデータ・3Dデータは、実際の空間と一致している必要があります。環境の特徴を手がかりに、スキャンが正しく位置合わせされているかをこまめに確認しましょう。

特徴をマーキングする(窓・ミラー・ガラス)

窓・鏡・ガラスは点群が乱れやすい部分です。マーキングツールで処理しておくと、仕上がりが大きく変わります。

  • マークには向きがあります。Mirror Front / Window Front 側が残り、裏側はモデルから削除されます。

  • 向きを変えるボタンをタップすると、マーキングツールの方向を切り替えられます。

  • 不要なマークはその場で削除できます。

部屋と部屋の間にガラスがある場合は、両側に「ガラス」マークを追加してください。

「特徴をマーク」ツールを使うことで、より美しい3Dモデルと、スムーズなウォークスルー体験が得られます。

アップロード

撮影が完了したら「完了(Finish)」をタップしてアップロードを開始します。アップロードには良好な Wi-Fi 接続が必要になる場合があります。

アップロードが完了したら、アプリを閉じて処理をお待ちください。


Part 3|編集と共有

アプリからできること

  • プロジェクトをオンラインに設定し、リンクを共有する

  • 「スキャンを変更」をタップしてスキャンモードに戻り、以前のスキャンを修正したり、未完了の撮影を続行したりする

  • プロジェクトの基本情報を追加する

Realsee Console(PC)でさらに編集する

PC の前ですべてのツアーを管理するなら、Realsee Console を使います。

https://console.realsee.jp/

ツアーを共有する

アプリまたはコンソールからバーチャルツアーの URL を取得できます。SNS でシェアしたり、自社サイトに埋め込んだりして活用してください。


Part 4|知っておくと便利なTips

複数階を撮影する方法

Option 1:階段をスキャンする場合

カメラを数段ずつ上がりながらスキャンしていきます。階段での最後のスキャン(例:8番)が、新しい階の基準スキャンになります。1階を撮り終えたら、次の手順で2階へ移動します。

  1. 「フロア管理」ツールで新しいフロアを作成します。

  2. ポイント8を選択し、「ポイント操作」から「フロア」ボタンで新しいフロアレベルへ移動します。

  3. 次のポイントをスキャンし、ポイント8との位置合わせを確認します。

Option 2:階段がない場合

  1. 「フロア管理」ツールで新しいフロアを作成します。

  2. 上下階で位置が重なるポイントを使います。たとえばポイント4がポイント1の真上にある場合、フロア1でポイント4をスキャンし、ポイント3と位置合わせ(重ね合わせ)してからフロア2へ移動できます。3Dビューで点群の高さを必ず確認してください。

手動位置合わせを使うべきタイミング

  • 自動位置合わせに失敗した場合

  • 屋外でスキャンしている場合

  • 手動での位置合わせを希望し、かつ操作に慣れている場合

自動位置合わせに失敗したときの対処法

ポップアップウィンドウに3つの提案が表示されます。

  1. 失敗したポイントを選択し、「ポイント」ボタンで、画像の類似性があるターゲットポイントに位置合わせする

  2. 手動で位置合わせする

  3. そのポイントを削除し、間隔を縮めて撮影し直す

屋外を撮影するときのコツ

  • 屋内を先にスキャンし、屋外は最後にスキャンします。

  • 屋外では手動で位置合わせを行ってください。

  • スキャン間隔を短くして重なり合う部分を増やす、または位置合わせの目印になるオブジェクトを利用してください。


無料で使える機能

Realsee には、クレジットを消費せずに使える機能があります。

フロアプラン Galois 3D LiDAR カメラや360度カメラなど、あらゆるキャプチャデバイスからフロアプランを取得できます。Realsee が室内シーンに合わせて自動生成し、無料のフロアプランエディタで壁・部屋・家具をドラッグ&ドロップするだけでレイアウトを調整できます。自動生成版も編集済み版も PNG 形式で無料ダウンロードが可能です。

バーチャルビデオ あらゆるデバイスで撮影した3Dツアー向けに、さまざまなアスペクト比・解像度の動画を無料でダウンロードできます。

3Dツアースナップショット Realsee エディタで「無料スナップショット」を選択すると、さまざまなアスペクト比のスクリーンショットを無料でダウンロードできます。


おわりに

Galois M2 は、準備とルート計画さえ丁寧に行えば、驚くほどスムーズに高品質な3Dツアーを作成できるデバイスです。まずは一部屋から、この手順どおりに試してみてください。

ぜひ、最新の3Dスキャナーでデジタルツインの活用を。

Realsee 日本国内正規リセラー 株式会社三日月プランニング


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