
少子高齢化が進むなか、各地で学校の統廃合が進んでいます。今回、統廃合で閉校となる高校を、生徒会の皆さんの手で3Dデータ化し、デジタルアーカイブとして残す取り組みを行いました。
取り組みのきっかけ
校舎がなくなっても、そこで過ごした時間まではなくしたくない。そんな思いから、写真や文章だけでは伝えきれない「空間そのもの」を記録する方法として、3Dスキャンを選びました。教室、廊下、体育館、校庭。毎日通ったあの景色を、そのままの姿で残せます。
撮影は生徒会の皆さんが中心に
撮影の主役は、現役の生徒会の皆さんです。自分たちの学校を自分たちの手で記録することは、閉校を迎える在校生にとっても大切な思い出づくりになりました。
撮影概要
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使用機材: Matterport Pro3 × 4台
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撮影ポイント: 約1,000ヵ所
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撮影時間: 約6時間
4台を同時に使い、1台あたり約250ヵ所を撮影した計算になります。1ヵ所あたり約1.5分のペースです。広い校舎でも、機材を分担することで1日のうちに撮影を終えられました。
完成した3Dデータでできること
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スマートフォンやパソコンから、校舎内を歩くように見て回れる
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遠方に住んでいても、いつでも母校を訪ねられる
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校舎全体を俯瞰する視点でも、教室内の細部でも見られる
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URLを共有するだけで、卒業生や関係者と同じ空間を体験できる
同窓会で大きな反響
同窓会では、3Dデータで校舎を巡りながら思い出話に花が咲きました。「この教室、○○先生の席はここだったよね」「部活帰りにここで話したな」と、会話が次々に広がります。写真を見返すだけでは生まれない、空間ならではの体験です。
地元紙にも掲載
これまでにない新しい企画として、地元紙にも取り上げていただきました。
これからの展開
この取り組みを、少子高齢化による学校統廃合の「思い出企画」として広げていきます。閉校を迎える学校が、校舎の記憶を次の世代に残せるようにしたいと考えています。
同様の取り組みをご検討中の学校・自治体・同窓会の皆さまは、お気軽にご相談ください。


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